Archeco
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実績 - DX支援

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DX支援

業務設計からAI実装・UI・定着まで、同じチームで

OUR APPROACH

DX支援に対するARCHECOの考え方

DX支援(業務設計からAI実装・UI・定着までを一つのチームで担う支援)について、ARCHECOがどう考えているかは、共創事業の注文処理画面の修正をAIに夜のあいだ任せたときの出来事にいちばんはっきり表れています。その出来事はブログ記事「業務プロセスの改善」に書きました。このページでは、記事を読まなくても分かるように要点だけをまとめています。さらに詳しく知りたい方は、ページ末尾のリンクから記事をご覧いただけます。

全体像
01 / 10全体像

AIを業務のどこに置くかより先に、人の確認をどこに置くかで、人がいない時間に仕事が進むかどうかが決まります。

業務プロセスにAIを組み込むとき、最初に設計するのは「危ない操作の前に人の確認を置く」ことです。教科書どおりに、工程ごとに承認を挟む形になります。ただ、DX支援でツールだけを入れると、紙の申請書がそのままの項目で画面になり、押印待ちが承認待ちに変わるだけです。AIでも同じことが起きます。承認を置いた工程は、人が席にいない時間にそこで止まります。作る側が速くなるほど、律速はコードの外側にある確認の置き場所へ移ります。

ARCHECOが開発を担う共創事業で、倉庫の「出荷準備」画面にキャンセル注文を消す取消ボタンを足す修正を、自社開発の開発用ソフトでAIに夜のうちに任せました。翌朝、前の晩から1行も進んでいません。「ブラウザを操作してよいですか」という確認の窓で止まっていたのです。次の晩も同じ理由で止まり、過去の記録17本に29件の同じ記述がありました。しかも2晩目は「完了」と報告されていました。代わりの仕掛けで21件を確かめ、実機の見た目だけ見ていなかったからです。原因は1件、確認を「実行の瞬間」に置いていたことでした。

直したのは1箇所だけです。確認を始める前に寄せ、その晩に使う道具の一覧を人がまとめて通し、取り消しのきかない操作だけを実行時の停止として残しました。同じ修正をもう一度無人で走らせると止まらず、朝に実機で開いたら、長い商品名で取消ボタンが折り返して重なる不具合が見つかり、5分で直りました。出荷でも、請求でも、予約の取り消しでも、問いは「この操作は取り返しがつくか」の1件だけです。読者の案件に置き換えても、ツールを入れた日で支援が終われば、担当者は付箋を貼る元の手順に戻ります。

だから、ARCHECOは

そのため、ARCHECOのDX支援は、AIやツールを決める前に、業務の流れの中で人の確認をどこに置くかを設計します。取り返しがつく操作は始める前にまとめて通し、取り返しのつかない操作だけ実行時に止める。この線引きを先に置くことで、AIが縮めた作る速さに決める速さを噛み合わせ、現場が元の手順に戻れない状態まで持っていきます。納品物は資料ではなく、翌朝も止まらずに動いている業務です。

DX支援は、ツールを入れた日ではなく、現場が元の手順に戻れなくなった日に終わります。業務設計・AI実装・UI・定着までを1社で持ち、作る速さと決める速さを噛み合わせるのがARCHECOのDX支援です。

課題

「ツールは入ったのに、現場は元のExcelに戻っている」「PoCは動いたのに、本番化の稟議が通らない」——DX支援が止まる場所は、技術ではありません。業務の流れを整理せずに載せると、紙の申請書がそのままの項目で画面になり、押印待ちが承認待ちに変わるだけです。実際、3日間の実装が従来の見積りなら15〜25人月に相当した共創プロジェクトで、同じ日の利用は0件でした。止めていたのはコードではなく、QRコードを刷った印刷物が現場に置かれていないことで、上申日は18か月のあいだに4回動きました。作る速さと決める速さが噛み合わないまま進むDXは珍しくありません。なお、AI起点で戦略と構想から入る場合は生成AIコンサルティング、自動化の実装だけを切り出す場合はAI業務自動化が該当します。DX支援はその両方を含み、業務設計からUIと定着までを1社で持つ形です。

ARCHECOのアプローチ

やることは、最初の1件を現場で動かし、元の手順に戻れない状態を作ることです。部署ではなく工程の単位で業務を棚卸しし、件数と所要時間を書き出してから、効果が大きく、すぐ着手できる1件を選びます。なくせる工程とまとめられる工程を落としてから、AIを組み込む場所を決め、画面を設計し、現場に置きます。自社開発のAI自律開発ツールで通常数か月かかる実装を数週間に縮め、浮いた時間を「決める側」に使います。全面GOという重い判断を「次の2週間の検証に進む」という小さな許可に分割し、やめる条件を先に合意する。外に出してよいのは作る工程で、決める工程と運用の工程は社内に残す。この原則を、DX支援の契約の形にしています。

提供価値

納品物は資料ではなく、現場で動いている業務です。業務設計・AI実装・UI・定着を同じチームで持つので、コンサルが描いた設計をSIerが読み替え、ツールベンダーが画面を作り、定着は社内任せになる、という3社の継ぎ目で失われるものがありません。実際に自分たちで事業を運営した際は、顧客接点を1か所変えるだけで受注が8.5倍になり、営業が商談で拾った一言をその日のうちに共有して翌日には画面が変わる循環を回してきました。DX支援の契約は、準委任の業務診断から、実装伴走、AI基盤の全社展開まで段階に応じて選べます。最初の1件の後に自社だけで次の1件を回せるよう、工数の記録と、最低2人がその業務に触れる体制まで含めて渡します。

"DXが失敗する理由15"記事を読む
"実装は3日、決めるのに18か月の実録"記事を読む
"業務プロセスの改善と、AIをどこに組み込むか"記事を読む

背景

Solution Flow

Window decoration

01

STEP 01

業務棚卸しと最初の1件の選定

部署ではなく工程の単位で業務を並べ、件数と所要時間を書き出します。効果が大きく、すぐ着手できる1件を選び、「これができたらDX支援は成功した」と言える状態を1文で決めます。

Method

  • 業務プロセスマッピング

  • 工程別の件数・所要時間の計測

  • 最初の1件の選定(効果×着手速度)

  • 成功条件・撤退条件の一文化

Output

  • 業務棚卸し表

  • 最初の1件の選定書

  • 成功条件・撤退条件

業務設計とAI実装

ECRSの順に、なくせる工程・まとめられる工程を落としてから、AIを組み込む場所を決めます。自社開発のAI自律開発ツールで数週間の単位で動く形にし、外に影響が出る操作には人の確認を置きます。

Method

  • ECRSによる工程の削減

  • AI組み込み箇所の設計

  • AI自律開発ツールによる高速実装

  • 人の確認ポイント設計

Output

  • 業務設計書(To-Be)

  • 動く業務システム/AIワークフロー

  • 確認ポイント一覧

UI設計と現場投入

隣の席の人に聞く3秒に勝てない画面は使われません。普段使っている場所から開ける導線と、間違えるときは正直に止まる挙動を設計し、一部の部署・案件から現場に置きます。

Method

  • 現場ヒアリング(なぜこの手順か)

  • UI・導線設計

  • 段階投入(一部部署から)

  • 元に戻す条件の設定

Output

  • 画面設計・UI

  • 投入計画書

  • 戻し条件の合意書

定着と内製化への移行

着手前に決めた日付で効果を測り、元の手順に戻れない状態を確認します。工数を記録し、最低2人がその業務に触れる体制を作って、次の1件は社内で回せる形にして渡します。

Method

  • 効果測定(着手前の数字との比較)

  • 定着レビュー(旧手順の停止)

  • 運用手順とナレッジ移管

  • 次の1件の選定支援

Output

  • 効果測定レポート

  • 運用体制設計書

  • 次の1件の提案

SERVICE MENU

DX支援の3つの型

いまどの段階にいるかで、頼むべき範囲が変わります。①で最初に動かす1件を決め、②でその1件を現場で動かして定着させ、③は複数部門・全社へ広げる場合の型です。①から順に進めることも、②から入ることもできます。

  1. number 1

    何から始めるか決まっていない段階から

    業務診断型 DX支援

    部署ではなく工程の単位で業務を棚卸しし、件数と所要時間を書き出します。効果が大きく、すぐ着手できる1件を選び、「これができたら成功」と言える状態を1文で決めます。30個の構想を並べるためではなく、やらないことを決めて対象を1つにするための工程です。既存システムと現場の手順の理由も、この段階で確かめます。

    やること
    • 業務プロセスマッピングと、工程別の件数・所要時間の計測
    • 最初の1件の選定(経営インパクト×現場の負担×成果が見えるまでの期間)
    • 成功条件・撤退条件の一文化と、評価日・評価者の設定
    成果物
    業務棚卸し表/最初の1件の選定書/成功条件・撤退条件/概算と進め方
    契約
    受託(準委任)
    期間
    数週間〜
  2. number 2

    最初の1件を現場で動かし、定着させる

    実装伴走型 DX支援

    業務設計→AI実装→UI→定着の順で、最初の1件を現場で動くところまで同じチームで持ちます。なくせる工程を落としてからAIを組み込む場所を決め、自社開発のAI自律開発ツールで数週間の単位で動く形にし、普段使っている場所から開ける画面に載せます。区切りは納品ではなく、現場が元の手順に戻れなくなった状態です。

    やること
    • ECRSによる業務設計と、AI組み込み箇所の決定
    • AI自律開発ツールによる高速実装と、UI・導線の設計
    • 段階投入・効果測定・旧手順の停止までの伴走
    成果物
    業務設計書/動く業務システム・AIワークフロー/画面・UI/効果測定レポート
    契約
    カスタマイズ開発受託(1年以内)
    期間
    数か月〜1年
  3. number 3

    複数部門・全社へ広げる

    全社展開型 DX支援(AI基盤・ガバナンス)

    1件が動いた後、同じ形を複数部門へ広げる段階の型です。部門ごとにツールが増えて管理外のAI利用が広がる前に、共通のAI基盤と利用ポリシー、推進体制を設計します。役割を人ではなく仕組みに置き、次の1件を各部門が自分で回せる状態を作ります。外に出してよいのは作る工程で、決める工程と運用の工程は社内に残す、を全社の形にする工程です。

    やること
    • 共通AI基盤の設計・構築と、利用ポリシー・ガイドラインの骨子
    • 推進体制の設計(相談先と決裁者を明示し、担当者を孤立させない)
    • 部門ごとの次の1件の選定支援と、内製化への移行(工数記録・2人体制)
    成果物
    共通AI基盤/利用ポリシー/推進体制設計書/部門別ロードマップ
    契約
    月額顧問/カスタマイズ開発受託
    期間
    半年〜

PROOF

DX支援の実測値

DX支援で効くのは、入れたツールの数より、現場が元の手順に戻れなくなるまでの速さです。ここに並べたのは、自分たちで事業を運営し、大企業と共創したときに記録した数字です。

number 1

実装は3日、決めるのに18か月

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number 2

現場の一言を、その日のうちに反映

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number 3

接点を1か所変えて、受注が8.5倍

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number 4

企画は速いのに、決裁が追いつかない組織

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CASE STUDIES

DX支援の導入事例

CASE TYPES

DX支援の実績(類型別)

DX支援の実績は、大企業との事業共創で「構想を現場で動かす」側に立ってきた経験と、自社のAIプロダクトと事業を自分たちで本番運用してきた経験の2本立てです。守秘の範囲で、業種と類型だけを並べています。

業種
規模感
類型
支援範囲
大手ITベンダー × 百貨店富士通×三越伊勢丹「Carite」
売上高 兆円規模
事業共創(アパレルシェアリング)
企画・UX設計・MVP・事業化
富士通×三越伊勢丹×ARCHECO 事業共創 実績を見る →
大手通信キャリア
売上高 兆円規模
会員向けサービスの立ち上げ・グロース
サービス設計・UX改善・運用
大手EC
売上高 兆円規模
既存事業の新規機能・転換率改善
UX設計・A/B検証
自社事業AI自律実行プラットフォーム「Agenic」
—
生成AIプロダクトの自社開発・本番運用(自社を最初の顧客にする)
戦略・設計・開発・運用のすべて
Agenic 自社AIプロダクト実績を見る →
自社事業訪日客向け荷物サービス「ohbag」
—
現場運用を伴う事業の立ち上げ(自社で運営)
企画・開発・運営のすべて

ABOUT DX SUPPORT

DX支援の選び方・費用・進め方

発注先を検討している段階の方に向けて、DX支援という仕事の輪郭を一通り整理しました。検索上位の固定ページと比較記事を合わせた9本の見出しを全部取り、合意点を言い直したうえで抜けを足しています。ARCHECOに依頼しない前提で読んでも、比較の物差しとして使えるように書いています。

DX支援とは、何をどこまでやる仕事か

DX支援とは、企業がデジタル技術で業務・組織・事業のあり方を変える過程を、外部から支援する仕事です。検索上位と比較記事を合わせた9本のうち4本がこの定義から入りますが、「支援」の中身は会社ごとに別物で、同じ看板でも納品されるものが違います。まずそこを分けます。

DXとIT化・デジタル化の違い

DXは、デジタル技術を使って製品・サービス・業務・組織のあり方そのものを変えることで、道具を新しくすることではありません。段階は3つあります。紙や手作業をデジタルに置き換えるデジタイゼーション、業務の流れをデジタル前提で組み替えるデジタライゼーション、事業や顧客への価値提供の形を変えるDXです。失敗の多くは、1段目を終えただけで3段目を名乗ることから始まります。DX支援を頼む側が先に確かめるべきなのは、いま自社がどの段にいるかで、紙が残っている状態で事業の形は変えられません。ARCHECOのDX支援は、この段を飛ばさず、電子化が済んでいない業務があればそこから始めます。

DX支援とDXコンサルティング・SIer・ITコンサルの違い

9本中3本がこの違いを扱っています。DXコンサルティングは推進計画の立案と改善、達成度の評価までが仕事で、システムの開発や導入、施策の実行は自社で行う前提です。SIerは作りたいシステムが決まっている場合の相手で、ITコンサルはIT戦略とシステムの見直しが目的の場合の相手です。DX支援はこれらを部分的に担うのではなく、何から始めるか決まっていない段階から、開発・導入・定着までをつなぐ立場にあります。検索需要でも「DXコンサルティング」は減り、「DX支援」は増え続けています。買い手が探しているのは助言ではなく、実装まで持つ相手だということです。契約前に、提案書のどこまでが「作って動かす」に含まれるかを確かめてください。

DX支援に依頼できる業務の範囲

一般に依頼できるのは、現状分析と課題特定、戦略とロードマップの策定、属人化しない仕組みの設計、SaaSやAIの技術選定と導入、システム開発、データ基盤の整備、人材育成と内製化、定着と伴走の8つです。9本中4本がこの種の一覧を持ち、そのうち1本は「業務整理だけ」「ツール選定まで」と一部を切り出す依頼も多いと書いています。抜けやすいのは、工程と工程の継ぎ目です。コンサルが描いた設計をSIerが読み替え、ツールベンダーが画面を作り、定着は社内任せ、という3社体制では、継ぎ目のたびに前提が落ちます。ARCHECOは業務設計・AI実装・UI・定着を同じチームで持つことで、この継ぎ目を無くしています。

DXの身近な例

身近な例は、申請・承認業務の電子化、部署ごとのExcelの一元化、注文処理や在庫の自動連携、問い合わせ対応へのAIの組み込みです。たとえば稟議・経費・休暇を電子化すると回覧の待ち時間が消えますが、承認者の数を見直さずに紙のまま電子にすると、押印待ちが承認待ちに変わるだけです。Excelの一元化の効果は、集計作業の削減より「数字が食い違わなくなること」に出て、会議の前半が数字の擦り合わせで終わる状態が無くなります。身近な例ほど、道具を入れることではなく手順を減らすことが効きます。ARCHECOのDX支援では、この「なくせる工程」を先に落としてから載せます。

DX支援が求められる背景:2025年の崖と人材不足

9本中3本が背景として、競争力の維持、老朽化したシステムからの脱却、いわゆる2025年の崖、デジタル人材の不足を挙げています。老朽化してブラックボックス化したシステムは、保守に費用を吸われて新しい投資ができないだけでなく、DXそのものの邪魔になります。人材については、外から採るだけでなく、業務を知っている人にデジタルの知識を足すほうが速い場面が多く、業務の事情は外から来た人には見えません。DX支援に外部を使う理由はここにあり、足りないのは作れる人より、何をやめるか決められる人です。ARCHECOのDX支援は、社内の「決められる人」を相手役に置き、その人が判断できる材料を工程の単位で揃えます。

生成AIコンサルティング・AI業務自動化との線引き

ARCHECOには、AI起点で戦略と構想から入る生成AIコンサルティングと、自動化の実装を切り出すAI業務自動化があります。DX支援はその両方を含む上位の型で、AIを使うかどうかを先に決めずに、業務設計から入ります。AIが効く工程は実装し、効かない工程は手順を減らすか人に残す。AIを使うことが目的になると、失敗原因の一つである「ツール導入の目的化」と同じ形になるためです。生成AIの適用領域を絞り込む段階ならAI起点の型が、特定業務の自動化だけを速く済ませたいならAI業務自動化が向いています。何から始めるか決まっていない、複数の業務にまたがる、定着まで見てほしい、のどれかに当てはまるならDX支援です。

DX支援会社の4つの型と、それぞれ何が得意か

「DX支援」で検索して出てくる会社は、性質の違う4つの型が混ざっています。9本中4本が何らかの型分けを載せていますが、軸がばらばらです。ここでは、その会社の収益がどこから出ているかで分けます。同じ提案書でも、型が違えば納品されるものが変わります。

コンサル型:戦略と計画を納める

戦略ファームや総合コンサルの型です。経営課題の整理、ロードマップ、推進体制の設計が得意で、経営層への説明力が高く、全社の合意形成が要る場面で効きます。収益は人件費×期間で立つので、計画の精緻化に時間を使う構造になりやすく、実装は別会社になることが多いです。9本中1本は、上流から実装まで一貫して担う型を、費用感が最も大きく、全社的なDX戦略と実行を包括的に依頼したい大企業向けと書いています。参入領域や全社方針が決まっていない大企業には合います。一方で、資料は残ったが社内に判断できる人が残らない、という形になりやすい型でもあります。

SIer型:決まった要件を作る

システム開発会社の型です。作りたいものが決まっていれば、要件どおりに堅く作り、既存の基幹システムとのつなぎ込みや運用保守まで持てます。収益は開発工数で立つので、要件が固まっていない段階で入ると、要件定義に時間がかかるか、いまの手順をそのままデジタルに移すだけになりがちです。検索上位の固定サービスページはこの型が多く、基幹システム構築、リプレイス、クラウド移行、ペーパーレス化、RPA導入といったメニュー一覧で構成されています。既存システムとの接続が主戦場で、レガシーの整理が先にあるDXでは強みが出ます。

ツール型:自社製品を導入する

SaaS・RPA・ノーコード・AIプラットフォームを持つ会社が、自社製品の導入を軸に支援する型です。収益はライセンスや月額利用料で立つので、初期費用が低く、スモールスタートしやすく、補助金の対象になりやすいのが利点です。比較記事の1本は「DX支援サービス」として42件を並べ、その多くがこの型です。注意点は、支援の範囲が製品の適用範囲で決まることです。製品に合わせて業務を変える提案になりやすく、製品の外側にある工程は残ります。特定業務をすぐに効率化したい、課題が明確な企業に向き、複数業務にまたがる改革には別の型を足す必要があります。

伴走型:現場で動くまで一緒にやる

定例と現場ヒアリングを重ね、業務設計から実装、定着までを一緒に進める型です。9本中3本が「伴走型かスポット型か」を比較点に挙げ、部門をまたぐ改革や現場の抵抗が予想される案件では伴走型が成果につながりやすいと書いています。収益は月額や準委任で立つので、長く続くほど支援側の収益が増える構造にも注意が要ります。ARCHECOのDX支援はこの型で、「最初の1件が現場で動き、元の手順に戻れなくなる」ことを区切りにします。次の1件を社内で回せる状態にして渡すので、伴走が延びるほど儲かる構造から降りています。

型の見分け方:収益がどこから出ているか

会社紹介の言葉はどの型も似ています。見分けるには、その会社の収益がどこから出ているかを見てください。人件費×期間ならコンサル型、開発工数ならSIer型、ライセンスならツール型、月額や準委任なら伴走型です。収益の出どころが、提案の中で何に時間を使うかを決めます。もう一つは、型を跨ぐときの空白です。コンサル型に戦略を頼み、SIer型に開発を頼み、ツール型の製品を入れると、業務設計とUIと定着は誰の契約にも入っていないことがあります。この空白を埋めるのがDX支援の本来の仕事で、契約書の成果物欄にこの3つが書かれているかが判断材料になります。

DX支援会社の4つの型と、契約前に確かめる質問
型得意なこと収益の出どころ向く場面確かめる質問
コンサル型経営課題の整理、ロードマップ、推進体制の設計人件費×期間全社方針が決まっていない大企業実装はどの会社が持つのか
SIer型決まった要件を堅く作る、基幹とのつなぎ込み、運用保守開発工数レガシーの整理が先にあるDX業務設計は誰がやるのか
ツール型自社製品の導入。初期費用が低く補助金の対象になりやすいライセンス・月額利用料課題が明確で特定業務をすぐ効率化したい製品の外側の工程は誰が設計するのか
伴走型業務設計から実装、定着までを一緒に進める月額・準委任部門をまたぐ改革、現場の抵抗が予想される案件納品後に元の手順に戻った例はあるか

DX支援の費用相場は、何で決まるか

9本中4本が費用を扱っていますが、金額の幅は桁で開き、並べて比べても判断できません。金額そのものより、金額を動かしている変数を見たほうが比較できます。ここでは実額ではなく、費用の構造と、削ってはいけないものを書きます。

フェーズ別の費用構造

費用はフェーズで性質が変わります。現状把握と構想策定、戦略設計とロードマップ、システム導入と開発、PoC、運用と伴走、人材育成と内製化の6つに分かれ、比較記事はこの単位で相場表を載せています。幅が出るのは、対象業務の範囲、関係部署の数、既存システムの複雑さで工数が変わるためです。9本中1本が書いているとおり、「安い=部分的な支援」「高い=丸投げ型」になりやすく、金額より「どこまで責任を持つか」を見る必要があります。初めての場合は、現状把握と最初の1件の選定だけを切り出して始めるのが、相性を確かめる上でも損が少ない方法です。

契約形態で、費用の性質が変わる

契約は大きく4つです。定例の助言を中心とする月額顧問、時間単価で買う時間契約、ロードマップやPoCを一区切りで請け負うプロジェクト一括、削減コストや事業利益に連動する成果報酬です。9本中3本がこの分類を載せています。同じ月額でも、助言だけか実装まで入るかで中身がまったく違い、プロジェクト一括は範囲の外が全て追加になります。ARCHECOのDX支援は、業務診断は準委任、実装伴走は1年以内のカスタマイズ開発受託、全社展開は月額顧問と、段階で契約の形を変えます。DXを起点に新しい事業を作る場合は、事業が黒字化して初めて収益が発生するプロフィットシェアも選べます。

補助金で使える範囲と、使えない範囲

9本中2本が補助金を扱っています。中小企業向けのIT導入補助金(名称と枠は年度で変わります)はソフトウェアやクラウドの利用料、導入費、研修費が対象で、ものづくり補助金は設備投資やシステム構築費、外注費が対象です。人材開発支援助成金は研修に使えます。抜けやすいのは、業務設計や伴走の人件費は制度によって対象外になりやすいことです。ツールは補助金で入ったが、それを使う業務の設計は自腹、という形になります。補助金があるからという理由で支援会社や製品を選ぶと、対象になる部分だけが太り、定着に要る部分が細ります。申請は要件整理と書類作成の手間がかかるので、申請支援を含む会社を選ぶか、申請代行を別に立てるかを先に決めてください。

費用を抑えるときに、削ってはいけないもの

削ってはいけないのは3つです。工程の単位で件数と所要時間を書き出す業務の棚卸し、既存システムとのつなぎ込み、移行期間中に旧来のやり方と新しいやり方が並走する重複期間の費用です。棚卸しを削ると、後の効果測定で比べる相手が無くなります。つなぎ込みは製品費用とは別に発生し、見積もりから抜け落ちやすい費用の代表です。並走期間を入れずに投資対効果を「削減できる時間」だけで見積もると、必ず過大になります。逆に削れるのは、精緻な計画書と、30個のユースケースを並べたマトリクスです。ARCHECOのDX支援は、この3つを見積もりの明細に必ず立て、計画書の厚みには費用を使いません。

費用を動かす項目と、削ってよいか
費用の項目削ってよいか削ると起きることARCHECOの見積もりでの扱い
対象業務の範囲絞ってよい(絞れば)相性を確かめながら始められる最初の1件の範囲を決めてから概算を出す
業務の棚卸し削らない効果測定で比べる相手が無くなる明細に必ず立てる
既存システムとのつなぎ込み削らない製品費用と別に発生し、見積もりから抜ける明細に必ず立てる
旧手順との並走期間削らない投資対効果が「削減できる時間」だけで過大になる明細に必ず立てる
精緻な計画書削れる資料は残るが、判断できる人が残らない厚みに費用を使わない
ユースケースのマトリクス削れる一年後に棚で埃をかぶる厚みに費用を使わない

費用の実額は、対象業務の範囲と既存システムの状態で桁が変わるため、このページには書いていません。無料のDX支援診断で、最初の1件の範囲を決めたうえで概算をお出しします。

DX支援の進め方

進め方は9本中3本が4〜5段階で書いており、大筋は同じです。現状を可視化し、課題を数え、小さく試し、検証して定着させる。ここでは同じ順番で、各段階で実務が詰まる場所と、ARCHECOのDX支援がそこで何をするかを書きます。

現状分析と業務の棚卸し

部署ではなく工程の単位で業務を並べ、件数と所要時間を書きます。「どの部署の・どの業務で・何が困っているか」の粒度で、これが一番しんどいと思う業務を3〜5個挙げるところから始めれば十分で、全業務を網羅する必要はありません。この数字が、後の効果測定で比べる唯一の相手になります。現場の反対には理由があり、いまのやり方には外から見えない事情があることが多いので、「なぜこの手順なのか」を聞かずに置き換えると運用の直前で戻されます。ARCHECOのDX支援は、この段階で現場に入り、手順の理由まで含めて棚卸しします。

DX支援の6工程と、各工程の出口条件
工程やること詰まる場所出口条件
現状分析と棚卸し工程単位で件数と所要時間を書く手順の理由を聞かずに置き換えて直前で戻されるしんどい業務3〜5個に件数と所要時間が付いている
最初の1件の選定効果が大きく、すぐ着手できるものを選ぶ着手に半年かかる施策から始めて関心が離れる「成功した」と言える状態が1文で書けている
業務設計→AI実装→UIECRSで工程を落としてからAI、次に画面先にツールを決めて現手順をそのまま移す普段使う場所から開けて、怪しいときは止まる
PoCから本番化進める・やめるの判定基準を先に合意技術検証で止まり価値検証に進まない判定基準と稟議の経路が選定書に書かれている
効果測定棚卸しの数字と比べ、指標は1つに絞る推進した本人が成果を報告する評価日と評価者が契約時に決まっている
定着並走期間の終了日を決め、旧手順を止める旧来のExcelが残っていて戻る元の手順に戻れず、2人がその業務に触れている

最初の1件の選び方

最初の1件は、効果が大きく、かつすぐ着手できるものから選びます。効果が大きくても着手に半年かかる施策から始めると、成果が出る前に関心が離れます。狙うのは削減額ではなく、「変わった」と現場が言う事実で、2件目以降の協力が得られるかはここで決まります。優先順位の軸は、経営へのインパクト、現場の負担感、成果が見えるまでの期間の3つで、初めてのDXは半年以内に効果測定できる課題から着手するのが現実的です。あわせて「これができたらDX支援は成功した」と言える状態を1文で書いてください。書けないまま予算が付いている案件は、途中で迷走します。

業務設計→AI実装→UIの順に進める

順番を変えないことが要点です。先にAIやツールを決めると、いまのやり方をそのままデジタルに移すだけになります。ECRSの順、つまり、なくす・まとめる・入れ替える・簡単にするの順に工程を落としてから、AIを組み込む場所を決めます。次に画面です。隣の席の物知りに聞けば3秒で済む状態に、ログインが要る専用ページは勝てません。普段使っている場所から開ける導線と、間違えるときは正直に止まる挙動を設計します。外に影響が出る操作には実行の直前に人の確認を置き、取り返しのつかない処理は人がいる時間だけ走らせます。ARCHECOはこの3工程を同じチームで持ち、自社開発のAI自律開発ツールで数週間の単位で動く形にします。

PoCで終わらせない:本番化の判定基準を先に決める

PoCが乱発されて本番につながらない状態は、DXの現場で日常になっています。原因の多くは、技術が動くかの検証で止まって、価値が出るかの検証に進まないこと、そして検証結果を判断につなげる設計を最初にしていないことです。「何がどうなったら進める・やめる」を作る前に合意しておかないと、動くものができた後で議論が振り出しに戻ります。企画が速くなった組織のうち、決裁が追いついていない組織が27.4%ありました。判断の単位を「次の2週間の検証に進む」という小さな許可に分割し、稟議で通る形(どの科目で、誰の決裁で出すか)を逆算しておくのが実務では効きます。ARCHECOのDX支援は、この判定基準と稟議の経路を最初の1件の選定書に書きます。

効果測定とKPI

評価の場は、着手前に日付を決めておきます。「そのうち振り返る」は実行されません。比べる相手は棚卸しで書いた工程別の件数と所要時間で、指標は1つに絞ります。9本中3本が効果検証を挙げていますが、誰が評価するかまで書いているものはありません。評価する人を、推進する人と分けてください。推進した本人が成果を報告する形では、止めるべき施策が止まりません。守りのDXと攻めのDXを同じ会議で同じ指標で比べると必ず攻めのほうが切られるので、評価の期間と指標を分けます。ARCHECOのDX支援は、この評価日と評価者を契約時に決めます。

定着とは「元の手順に戻れない状態」

定着は、手順書ではなく「元の手順に戻れない状態」で担保されます。旧来のExcelが残っていれば必ず戻るので、並走期間の終了日を決め、旧手順を止めます。実行計画には「元に戻す条件」も書いてください。戻し方が決まっていない変更は、現場が試すのを怖がります。内製化の完了条件は、最低2人がその業務に触れる状態を作ることで、1人で回っているうちは完了とは言えません。工数を記録し、難しい部分だけ相談できる外部の相手を残しておくのが現実的です。9本中5本が定着や内製化に触れていますが、完了の条件を書いているものは無く、ARCHECOはこの条件を成果物に入れています。

DX支援の選び方

DX支援会社のサイトはどこも同じに見える、と9本中1本が書いています。似た言葉で説明しているからです。比較点は上位で合意があり、対応フェーズ、対象規模、得意領域、支援スタイル、実績の5つです。ここではその5つに、契約前に確かめる質問を1つずつ足します。

対応フェーズと得意領域

対応フェーズは戦略策定、ツール選定と導入、システム開発と実装、運用と定着の4段階で、全段階に対応する会社と、特定フェーズに特化した会社があります。得意領域は経営戦略、業務プロセス改善、システム開発、AI・データ活用、人材育成に分かれます。業務改善には強いがAI活用の実績が少ない会社に生成AI導入を頼んでも、期待した成果は出にくいです。確かめる質問は「この案件で、御社が自分で手を動かす工程はどこからどこまでですか」です。答えが「戦略まで」なら実装は別会社になり、「開発から」なら業務設計は自社でやることになります。

対象企業規模:大手企業と中小企業では相手が違う

支援会社は実績と料金体系から、中小企業向けと中堅・大企業向けに実質的に分かれています。大手コンサルの費用規模は中小企業には現実的でないことがあり、逆に中小特化の会社に大規模なシステム刷新を頼んでも対応しきれません。大手企業のDX支援は、全社戦略と実行を包括的に担う型、PMOに特化した型、レガシーの統合に強いSIerが中心で、部門横断の調整と既存システムとの接続が主戦場になります。導入事例に載っている企業の規模と業種を見れば、主な対象層は判断できます。ARCHECOは大手通信キャリア、大手ITベンダー、大手ECとの共創で、構想を現場で動かす側に立ってきました。

伴走型かスポット型か、実行まで持つか

伴走型は定例と現場ヒアリングを重ねてプロジェクト全体に関与し続け、スポット型は戦略策定や特定課題の解決など決まった範囲だけを支援します。課題が明確で範囲が限定的ならスポット型のほうがコスト効率は高く、複数部署にまたがる改革や現場の抵抗が予想される案件では伴走型が成果につながりやすいです。ここに足す視点は「実行フェーズに強いか」で、机上で終わる提案は資料の質では見分けられません。確かめる質問は「過去の案件で、納品後に現場が元の手順に戻った例はありますか。そのとき何をしましたか」です。答えられない会社は、定着を見ていません。

内製化とナレッジ移管が契約に入っているか

9本中5本が内製化や人材育成に触れ、支援終了時に社内で自走できる体制が整っているかを重視すべきだと書いています。OJT形式での育成、ドキュメント整備、標準化が知識移転として契約に明示されているかを確認してください。外に出してよいのは作る工程で、決める工程と運用の工程は社内に残すのが原則です。判断する工程まで外に出すと、資料は納品されるが実行できる人が社内にいない状態になります。確かめる質問は「契約が終わった翌月、次の1件を自社だけで回すために、何が手元に残っていますか」です。ARCHECOは工数記録と2人体制を、渡す条件にしています。

実績の見方:企業名ではなく、型で読む

9本中4本が「同じ業界・同じ規模の実績があるか」を比較点に挙げ、サイトに事例が無い会社は避けるべきだと書いています。合意点はそのとおりですが、足すべき視点があります。事例は企業名ではなく型で読んでください。方向性の設定と検証が不十分だった型、経営トップの関与が弱かった型、システムの導入が目的化した型のどれを、その会社が乗り越えた経験があるかです。有名企業のロゴが並んでいても、納品物が計画書だけなら、定着まで持った実績ではありません。確かめる質問は「その事例で、納品後に現場の手順が何から何に変わりましたか」です。ARCHECOは守秘の範囲で業種と類型だけを載せ、固有名は既公開のものに限っています。

依頼する前に、社内で決めておくこと

9本中2本が挙げている準備は4つです。現状の課題を業務単位で書き出す、解決したい優先順位を仮決めする、意思決定者の関与を確認する、予算の上限を決める。とくに3つ目が効きます。DXプロジェクトが途中で止まる最も多い原因は、担当者だけが動いていて経営層が関与していない状態で、必要なのは号令ではなく出席です。定例に出る、予算と撤退の線を握る、部門間の調整を裁く。最終承認者は誰か、部署をまたぐ調整で誰が動けるか、支援会社との打ち合わせに意思決定者が参加できるかを、初回相談の前に確認してください。良い支援会社ほど、初回の段階でこれを聞いてきます。

DX支援が失敗するとき、何が起きているか

公開されている失敗の分析を並べると、原因はおおむね15に収まり、上から5つは着手する前にしか手を打てません。9本中1本だけが失敗パターンを独立した見出しで扱っています。ここでは「支援を頼んだのに止まる」という形に絞って、4つを書きます。

ツールの導入が目的化する

「まずシステムを入れよう」から始まると、いまのやり方をそのままデジタルに移すだけになります。紙の申請書が、そのままの項目で画面になる形です。入れたが使われない、報告上は導入済みで実態は元のやり方、という現れ方をします。先にやるのは業務フローの整理と棚卸しで、なくせる工程とまとめられる工程を落としてから載せないと、ムダが速く回るだけになります。ツール型の支援会社に頼む場合は、製品の外側にある工程を誰が設計するかを契約前に決めてください。ARCHECOのDX支援は、AIやツールを決める前に業務設計を置く順番を崩しません。

判断する工程まで外に出す

人が足りないから外に頼む判断そのものは妥当です。問題になるのは、判断する工程まで外に出したときです。立派な資料が納品され、それを読んで実行できる人が社内にいない。費用は発生したのに何も動きません。30個のユースケースがインパクトと実現性のマトリクスに並び、3か年のロードマップと推進体制の案が付いた資料が、一年後に棚で埃をかぶる形です。残すべきなのは、作れる人より決められる人です。ARCHECOのDX支援は、判断の単位を「次の2週間の検証に進む」という小さな許可に分割し、やめる条件を先に合意することで、判断を社内に残したまま速度を出します。

作る速さと決める速さが噛み合わない

ある共創プロジェクトで、3日間の実装が従来の見積りなら15〜25人月に相当しました。ところが同じ日の利用は0件でした。止めていたのはコードではなく、QRコードを刷った印刷物が現場に置かれていないこと、置く場所が空かないこと、決裁の予定表が空かないことで、どれもコードでは解けません。18か月のあいだに上申日が4回動き、その理由に技術が挙がったことは一度もありません。速くすると、律速はプロダクトの外へ移動します。実装が速くなったDX支援ほど、この外側の遅さがむき出しになります。ARCHECOは、速くなった側が印刷物と決裁の予定表まで引き受ける前提で、DX支援の範囲を組みます。

UIで、隣の席の先輩に負ける

社内文書を全部読み込ませた社内GPTが、検索精度95%で社内発表会の拍手を受け、1か月で開かれなくなった例があります。専用ページにログインしないと使えず、たまに自信満々に間違える。隣の席の物知りに聞けば3秒で、間違いなく、例外まで教えてくれる。95%は、人が人に聞くのをやめるにはまったく足りませんでした。離脱の引き金は残り5%の精度ではなく、一度のつまずきです。現場の反発は設計が足りていないという合図で、目指すのは、答えられる範囲は狭くてもその中ではほぼ間違えず、怪しいときは正直に止まる仕組みです。ARCHECOのDX支援がUIを自分の工程に含めているのは、定着がここで決まるからです。

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SOLUTIONS

DX支援で使う開発手法・契約モデル

このサービスで使う開発手法・契約モデル・技術方式です。

FAQ

DX支援のよくある質問

ご相談の前によくいただく質問です。解決しない点はお気軽にお問い合わせください。

01

QUESTION

DXとは何ですか?

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を使って製品・サービス・業務・組織のあり方そのものを変えることです。紙や手作業をデジタルに置き換えるデジタイゼーション、業務の流れをデジタル前提で組み替えるデジタライゼーションの先にあり、事業や顧客への価値提供の形が変わって初めてDXと呼べます。DX支援を頼む前に、いま自社がどの段階にいるかを確かめてください。1段目が終わっていない状態で、3段目には進めません。

02

QUESTION

DXの身近な例は?

稟議・経費・休暇の申請を電子化して回覧の待ち時間を無くす、部署ごとのExcelを1か所に集めて数字の食い違いを無くす、注文処理や在庫を自動で連携させる、問い合わせ対応にAIを組み込む、といった例です。ただし、紙の申請書をそのままの項目で画面にしただけでは、押印待ちが承認待ちに変わるだけでDXとは言えません。身近な例ほど、道具を入れることより手順を減らすことが効きます。

03

QUESTION

大手企業のDX支援は、中小企業向けと何が違いますか?

大手企業のDX支援は、全社戦略と実行を包括的に担う総合コンサル、進捗と部門調整を担うPMO専門会社、レガシーシステムの統合に強いSIerが中心で、部門横断の調整と既存システムとの接続が主戦場です。中小企業向けは、特定業務のスモールスタートや月額制の伴走が中心で、補助金を使える範囲も広くなります。支援会社は実績と料金体系から実質的にこの2層に分かれているので、導入事例に載っている企業の規模と業種で主な対象層を判断してください。

04

QUESTION

DX支援とDXコンサルティングの違いは何ですか?

DXコンサルティングは、推進計画の立案と改善、達成度の評価までを行う助言の仕事で、システムの開発や導入、施策の実行は自社で行う前提です。DX支援はそれを含み、開発・導入・定着まで一緒に進めるところまでを指します。検索需要でも「DXコンサルティング」は減り「DX支援」は増え続けており、買い手が探しているのは助言ではなく実装まで持つ相手です。ARCHECOは業務設計・AI実装・UI・定着を同じチームで持つDX支援を行っています。

05

QUESTION

DX支援の費用はいくらですか?

金額は「何をどこまで頼むか」で決まり、現状把握、戦略設計、システム導入と開発、PoC、運用と伴走、人材育成でそれぞれ性質が違います。幅が出るのは、対象業務の範囲、関係部署の数、既存システムの複雑さです。ARCHECOは定額の一覧表を出さず、無料のDX支援診断で最初に着手すべき1件を根拠つきでお出しし、そのうえで概算をお伝えします。見積もりを比べる前に、自社側で範囲の条件を書いて渡すのが一番早い方法です。

06

QUESTION

DX支援に補助金は使えますか?

中小企業であれば、IT導入補助金(名称と枠は年度で変わります)でソフトウェアやクラウドの利用料・導入費・研修費、ものづくり補助金でシステム構築費や外注費、人材開発支援助成金で研修費が対象になり得ます。ただし業務設計や伴走の人件費は制度によって対象外になりやすく、審査もあるので必ずもらえるわけではありません。補助金の対象になる部分だけで支援会社や製品を選ぶと、定着に要る部分が細ります。申請支援を含めるかどうかは、初回相談で確かめてください。

07

QUESTION

社内にIT人材がいなくてもDX支援を頼めますか?

頼めます。むしろIT人材が不足している企業のほうが、上流の課題整理から定着までを持つDX支援の効果が大きくなります。ただし、判断する工程まで外に出さないでください。外に出してよいのは作る工程で、決める工程と運用の工程は社内に残すのが原則です。ARCHECOは、最初の1件が動いた後に自社だけで次の1件を回せるよう、工数の記録と、最低2人がその業務に触れる体制まで含めて渡します。

08

QUESTION

生成AIコンサルティングやAI業務自動化と、DX支援はどう違いますか?

生成AIコンサルティングはAI起点で適用領域を絞り込み、戦略と構想から入る型です。AI業務自動化は特定業務の自動化の実装を切り出す型です。DX支援はその両方を含む上位の型で、AIを使うかどうかを先に決めずに業務設計から入り、AIが効く工程は実装し、効かない工程は手順を減らすか人に残します。何から始めるか決まっていない、複数の業務にまたがる、定着まで見てほしい、のどれかに当てはまるならDX支援が向いています。

Plans

ARCHECOの契約モデル

受託開発(1年以内のカスタム開発)、代理出産型プロフィットシェア(ARCHECOが事業運営を主導、無償保証・サービス譲渡確約付き、2〜3年計画)、ジョイントベンチャー(双方が資本出資し事業体を共同設立、2〜3年計画)、スウェットエクイティ(労働力を株式として投下)。事業フェーズとリスク許容度に合わせて、最適な契約形態を設計します。どの契約を選んでも、事業を当てることへのこだわりは変わりません。

Plan 01

Customize Development

カスタマイズ開発受託

お好みのスタイルを何なりと

ARCHECOのソリューションライブラリと自律型AI開発エージェントを活用し、1年以内でカスタムシステムを構築・納品します。AI戦略策定からAgentic RAG構築、業務特化型プライベートSaaS開発、UX/UIデザインまで、事業に必要な全工程を一気通貫で実行します。

Plan 02

Surrogacy

代理出産

産みの苦しみ、請け負います

ARCHECOが事業の企画・開発・運営を主導し、2〜3年計画で事業を立ち上げます。無償保証、サービス譲渡確約、採用代行を含むリスク軽減策をセットで提示。事業が黒字化して初めてARCHECOの収益が発生するプロフィットシェア構造により、全員が事業の成功だけに集中します。

Plan 03

Joint Venture

ジョイントベンチャー

新たなお仕事ご一緒に

クライアント様とARCHECOが資本を出し合い、新たな事業体を共同設立します。双方からの人材出向・採用により、独立した組織として事業を推進。既存事業のルールや予算制度に縛られない「出島」として機能し、スタートアップと同等のスピードと柔軟性で意思決定を行います。

無料のDX支援診断

いまのDXが、どこで止まりそうかを無料で診断します。ツールの提案ではなく、「最初に動かすべき1件」と、その業務で元の手順に戻れない状態を作る手順を具体的にお返しします。

※弊社のリソース状況によってはお受け出来ないことがございます。