
Our Product



Ohbagは、ARCHECOが企画・開発した訪日旅行者向けのAIコンシェルジュアプリです。ホテルにチェックインした瞬間から、荷物の配送、1日の旅程づくりと道案内、タクシー手配、ルームサービス、レストラン予約、フロントへの通話までを、たった1つのチャット画面で完結させます。英語・日本語・韓国語・簡体字中国語・繁体字中国語の5言語に対応し、App Store / Google Playで公開中です。
チャットが「ホーム画面」になるという設計
Ohbagには従来のアプリのようなメニュー階層がありません。ホーム・予約・決済・ステータス確認のすべてが、AIとの対話の中に生成されるUIカードとして展開されます(Generative UI)。AIはGoogle Geminiのfunction callingで11種類のツール(荷物配送・配車・ルームサービス・フード宅配・レストラン予約・Wi-Fi接続・ホテル情報・館内ナレッジ検索・フロント通話・コンビニ・旅程作成)を使い分け、旅行者の言葉から意図を汲んで最短の導線を提示します。音声認識とGoogle Cloud TTSによる読み上げにも対応し、話しかけるだけで操作が完了します。
物流を、ソフトウェアで扱えるようにする
中核機能の荷物配送では、ヤマト運輸のB2クラウドAPIと連携した送り状発行に加え、12発地域×12着地域×8サイズ=1,152行の料金マトリクスを持つ独自の料金・配達枠計算エンジンを実装。ホテルごとの集荷締切や空港ルートのルールを吸収し、QRコードによる荷物の受け渡しから追跡までをアプリ内で完結させています。決済はStripeで構築し、3Dセキュア、オーソリ→キャプチャの2段階決済、ホテルごとのStripe Connectアカウント(KYC・精算)までを実装しています。
ホテル側のオペレーションまで含めて設計
旅行者アプリと対になる、ホテル・運営者向けの管理ダッシュボードも開発しました。注文・配車・予約を横断するタスクボード、3階層の権限管理、AIナレッジCMS、ホテルごとのAIモデル設定、料金マトリクス管理、プッシュ配信、決済突合までを備え、実際のホテルでの商用オペレーションを支えています。フロント通話はWebRTCによるアプリ内音声通話として実装しています。
規模と体制
モバイルアプリ(Expo / React Native)約10.5万行、管理画面(React / TypeScript)約5.2万行、サーバーレス関数45本、データベースマイグレーション189本、テストファイル174本。開発着手から約2か月でストア公開に到達し、dev / staging / 本番の3環境で継続的にリリースを重ねています。事業の企画からUX設計、AI・決済・物流のシステム開発、ストア公開、商用運用まで――Ohbagは、ARCHECOがこの全工程を一気通貫で担えることを示すプロダクトです。
サービスサイト: https://oh-bag.com