
Solution 05
AIプロダクトのデザインで見た目を整えても、使われないままのプロダクトは珍しくありません。禁止をボタンの配置や文言だけで表現しても、AIの出力は毎回同じとは限らないため、想定していない振る舞いに崩れます。実際に、モデルへの指示に禁止事項をどれだけ丁寧に書いても、長い文脈の後半で薄れ、確率的にしか守られなかったという実装の知見があります。UIデザインを従来の延長で作ると、この「守られないかもしれない」という前提が抜け落ち、間違えたときに直せない、答えられないときに黙り込む、といった体験がそのまま世に出てしまいます。個別のAIプロダクトのUX/UIを1本設計する(AI UX/UIデザイン・会話設計のサービス)以前に、AIを前提にした設計原則そのものを持っているかどうかが、まず問われます。
精度を上げれば信頼されると考えがちですが、精度が高くても、間違えたときの扱いが悪ければ信頼は崩れます。ARCHECOは、AIの不確実性・応答遅延・ハルシネーションを前提にしたパターンを、思想として体系化しています。核になるのが「禁止と防止は別物」という原則です。禁止はUIの文言や指示として相手に届けるものにすぎず、守るかどうかは相手(AIの出力)が決めてしまいます。防止は、間違った出力が実行される手前に、機械的に止める仕組みを置くことです。加えて、LLMは自分の仕事を自分で検算できないため、確からしさの判定はモデルの外に置く。設計が壊れるのは、教科書どおりの正常系でも、想定済みの異常系でもなく、その「あいだ」であるという知見も踏まえ、この隙間を先に埋める原則を用意します。
信頼度の段階的な表示、AIと人間の役割分担の可視化、ユーザーによる修正・取り消しのフィードバックループなど、AI時代に求められるインターフェースパターンを、監査から設計原則の策定、プロトタイプ検証まで体系的に提供します。機能を足すほどプロダクトが使われなくなる、というのも同じ原則の裏返しです。47個のボタンを足して、肝心の3つを押しにくくした失敗は、AIプロダクトでも同じ形で起こります。個別のプロダクトのUX/UI・会話設計そのものを1本作り込む実行部分は、AI UX/UIデザイン・会話設計のサービスが担当します。ai-native-uxは、その実行の土台になる思想と型を先に持つためのソリューションです。

01
既存のAIプロダクトまたは新規構想のUXを監査し、ユーザーがAI機能を使わない・信頼しない・誤用する原因を特定します。競合のAI UXパターンも分析します。
Method
AI UXヒューリスティック評価
ユーザー行動データ分析
競合AI UX分析
Output
AI UX監査レポート
改善機会マップ
AIの特性を前提としたUXフレームワークを設計します。信頼度表示、透明性設計、フォールバックUX、ユーザーコントロールの設計原則を策定します。
Method
信頼度UXパターン設計
透明性・説明性UX設計
ユーザーコントロール設計
Output
AI-Native UXフレームワーク
設計原則ドキュメント
設計したAI-Native UXを高精度プロトタイプとして開発し、実ユーザーによる検証を行います。AIへの信頼度、タスク完遂率、満足度を計測します。
Method
高精度プロトタイプ開発
ユーザーテスト実施
信頼度・満足度計測
Output
検証済みプロトタイプ
ユーザーテストレポート
プロダクト開発チームへのデザインハンドオフと実装品質の監修を行います。リリース後のUX指標モニタリングと改善サイクルを構築します。
Method
デザインハンドオフ
実装品質監修
UX指標モニタリング設計
Output
実装ガイドライン
UXモニタリングダッシュボード
改善サイクル設計書
PROOF
AIプロダクトが使われなくなるのは精度の問題だけではなく、不確実性を前提にした設計原則を持っていないからです。実装から得た知見を並べます。
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CASE STUDIES
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SERVICES
この手法・技術を使って提供しているサービスです。
01
課題 AIエージェントの開発でつまずくのは、技術的に動かないからではありません。単一のLLM呼び出しに全部を任せると、複雑な業務は途中で止まります。止まった場所が分からないまま「なんとなく動いた」状態で本番に出すと、本来は任せてはいけない処理まで通してしまう事故につながります。必要なのは、複数のAIモデル・外部ツール・データベースを連携させ、どこで止めるかまで決めて動くエージェント設計です。 ARCHECOのアプローチ ARCHECOは、AIエージェントに何かを任せる前に「タスク分解・ツール選択・実行計画・停止条件」の4つを先に決めます。なかでも要になるのが停止条件です。間違えたときに取り返しがつく処理(下書きの生成、候補の絞り込み、定型レポートの作成など)はエージェントに任せ、取り返しがつかない処理(決済・在庫の引き当て・受注の確定など)はシステム側の保証に残す。この境界を設計の最初に引くことで、LLM単体では届かない精度の先を仕組みで補います。LangChain・LangGraph・CrewAI等のフレームワークは、この設計を実装する手段として使い分けます。 提供価値 複雑な業務を最後まで遂行し、かつ止まるべき場所では確実に止まるAIエージェントを提供します。目安として、要件が固まった業務であれば、通常の見積りで15〜25人月相当かかる実装を3日で立ち上げ、本番で異常が起きた場合も検知から恒久対応まで最短1時間で戻す運用体制まで含めて構築します。「作れるか」ではなく「本番で運用しきれるか」を基準に設計します。
02
課題 AI機能は「実装できること」と「プロダクトのUXとして使われ続けること」が別物です。精度を上げてから機能を実装する技術起点の進め方は、動いても使われないという結果になりがちです。AIプロダクト開発でつまずくのは技術力ではなく、どの画面のどの操作を置き換えるかを決めないまま作り始めることです。使われない理由の多くは精度ではなく、置き場所と伝え方にあります。触れる状態にして初めて、その機能が要るか要らないかが分かるにもかかわらず、精度を先に磨き込んでから世に出そうとすると、判断が遅れて機会を逃します。 ARCHECOのアプローチ ARCHECOは、精度を上げる前に「どの画面の、どの操作を置き換えるか」を先に決めます。既存プロダクトへのAI機能追加から、AI-Nativeな新規プロダクトのフルスクラッチ開発まで対応し、自然言語処理・画像認識・レコメンデーション・予測分析・音声対話などの技術は、体験を成立させるための手段として選定します。自社開発のAI自律開発ツールを活用し、通常6ヶ月かかるMVP構築を最短数週間に短縮。動くものを早く触れる状態にしたうえで、精度・速度・費用の落としどころと、誤ったときの見せ方までを合わせて設計します。 提供価値 通常6ヶ月かかるMVP構築を最短数週間で立ち上げ、精度・速度・費用・失敗時の見せ方という4つの軸を同じ重さで決めることで、技術的に動くだけでなく現場で使われ続けるAI機能を実現します。機能は足すほど使われなくなる傾向があるため、朝の要望をその日のうちに反映しながら、必要な機能だけを磨き込みます。AI開発会社として技術実装だけでなくプロダクトの市場価値を重視し、既存プロダクトへの機能追加からAI-Nativeなフルスクラッチ開発まで一貫して対応します。
03
課題 AIプロダクトの成否を分けるのは、モデルの精度ではありません。技術的に正しく動いていても、ユーザーが結果を理解できず、信頼できず、外れたときに直せなければ使われなくなります。何でも聞けるチャット窓口にすれば良いというものでもなく、入口で何ができるか伝わらないUIは、聞き方が分からないまま離脱を生みます。機能を足すほど選択肢が増え、かえって使われなくなることもあります。従来のUI設計の延長では、出力が毎回同じとは限らないAI特有の不確実性に対応しきれません。既存プロダクトにAI機能を追加する場合も、この不確実性への向き合い方が同じように問われます。 ARCHECOのアプローチ 精度を上げれば信頼されると考えがちですが、精度が高くても、間違えたときの扱いが悪ければ信頼は崩れます。ARCHECOは、理解できる・信頼できる・直せるの3段でAI体験を設計します。何を任せられるかを入口で示し、根拠を併記して断定を避け、違ったときにその場で修正・取り消しできる導線を用意します。会話設計では入口・本筋・行き止まりの3つを分け、特に手薄になりがちな「答えられないとき」の振る舞いを先に決めます。10年間のUX/UIデザインで培ったユーザーテストと行動観察の手法を、AI特有の不確実性に適用します。 提供価値 AI UXリサーチから会話・インタラクション設計、プロトタイプでの検証、デザインシステムへの実装まで一貫して支援します。評価は満足度ではなく、ユーザーが最後まで到達したか、途中でやめたかで測ります。処理中の見せ方・確からしさの表示・修正の手段・断定を避けた文言は、その場しのぎで終わらせずパターンとして残し、既存のデザインシステムに組み込む形で納品します。高精度プロトタイプによるユーザビリティテストを経て、実装フェーズまで伴走し、フロントエンドの品質監修も担います。
FAQ
ご相談の前によくいただく質問です。解決しない点はお気軽にお問い合わせください。
01
役割が違います。AI UX/UIデザイン・会話設計は、個別のプロダクトのUX/UI・会話フローを実際に設計し、プロトタイプと実装まで作り込む実行のサービスです。AI-Native UXは、その実行の手前にある設計思想とパターン集――不確実性・遅延・ハルシネーションを前提にどう設計するかという原則そのもの――を扱うソリューションです。複数のAIプロダクトを抱えていて、プロダクト横断で原則を揃えたい場合に向いています。
02
対象プロダクトの数や、既存デザインシステムの有無によって変わるため、定額では提示していません。まずは無料のAI UX診断で、いまのプロダクトがどこで信頼を失っているかを見立てたうえで、概算をお出しします。
03
むしろ複数のプロダクトを横断してこそ効きます。信頼度の見せ方や、答えられないときの振る舞い、禁止ではなく防止で制約する設計といった原則を1度整理しておけば、次に別のAI機能を作るときにも同じ型を使い回せます。プロダクトごとに毎回ゼロから議論し直す状態を防ぐのが、このソリューションの狙いです。
04
なりません。見た目より先に、AIの出力が外れたときにユーザーがその場で直せるか、答えられないときに正直にそう伝えられるかが、使われ続けるかどうかを決めます。機能を足すほど、逆に使われなくなることも珍しくありません。見た目の改善は、この原則を満たした後の仕上げの工程です。
Plans
受託開発(1年以内のカスタム開発)、代理出産型プロフィットシェア(ARCHECOが事業運営を主導、無償保証・サービス譲渡確約付き、2〜3年計画)、ジョイントベンチャー(双方が資本出資し事業体を共同設立、2〜3年計画)、スウェットエクイティ(労働力を株式として投下)。事業フェーズとリスク許容度に合わせて、最適な契約形態を設計します。どの契約を選んでも、事業を当てることへのこだわりは変わりません。
Plan 01
ARCHECOのソリューションライブラリと自律型AI開発エージェントを活用し、1年以内でカスタムシステムを構築・納品します。AI戦略策定からAgentic RAG構築、業務特化型プライベートSaaS開発、UX/UIデザインまで、事業に必要な全工程を一気通貫で実行します。

Plan 02
ARCHECOが事業の企画・開発・運営を主導し、2〜3年計画で事業を立ち上げます。無償保証、サービス譲渡確約、採用代行を含むリスク軽減策をセットで提示。事業が黒字化して初めてARCHECOの収益が発生するプロフィットシェア構造により、全員が事業の成功だけに集中します。

Plan 03
クライアント様とARCHECOが資本を出し合い、新たな事業体を共同設立します。双方からの人材出向・採用により、独立した組織として事業を推進。既存事業のルールや予算制度に縛られない「出島」として機能し、スタートアップと同等のスピードと柔軟性で意思決定を行います。
