こんにちは!Archeco学生インターンの湯原です!☺️
先日、アメリカ・シカゴにある DePaul 大学から、UX/UIデザインに興味関心のある学生15名が日本にやってきて、私たちArchecoのオフィスで約3時間のワークショップを開催しました!
ただの会社紹介ではなく、一緒に手を動かして学ぶ3時間!
違う国・違う文化でも、試行錯誤してユーザー体験に向き合う姿勢は一緒なんだなと実感できた貴重な時間でした。
今回のブログについて
このワークショップの様子は、3回に分けてご紹介します!
第1回:「企画編」(今回)
- どうしてこのワークショップが生まれたのか?
- どんな準備をしてきたのか?
- インターンの視点からお伝えします!
第2回:「実践編」
- 実際のワークショップでどんなアイデアが生まれ、
- AIをどう活用してデザインをブラッシュアップしていったのか?
- 学生たちのリアルなアウトプットを交えてご紹介します!
第3回:「ディスカッション・交流編」
- AI時代のUX/UIデザイナーに必要な力とは?
- 最後のディスカッションで交わされた深い問いや、
- 文化を超えたフランクな交流の様子をレポートします!
まずは今回は「企画編」として、ワークショップが生まれた背景や、準備段階の裏側をお届けします✨
ワークショップ開催のきっかけ
すべての始まりは、DePaul大学の先生から届いた1通のメール!
「日本のUX/UIデザインに興味がある!」
「学生たちに、リアルなビジネスの現場を見せたい!」
そういった熱意のこもったお願いを受けて、私たちとしても「どんな形でお応えできるだろう?」と考えました。
最初は、Archecoがこれまで手がけてきたデザインプロジェクトや、日本におけるUXデザインの考え方をご紹介するだけでも良いのかも、と思いました。
でも、せっかく日本まで足を運んでくださるなら、もっとインタラクティブに、リアルに学んでもらいたい!
一方通行の紹介ではなく、「一緒に考え、つくる」ことでこそ伝わるものがあるはず。
そう考え、「AI時代のUX/UIデザインをみんなで体験するワークショップ」を企画することにしました!
インターンがまさかのワークショップ担当!?
この企画の担当に抜擢されたのは…なんと、インターンの私でした!
最初は正直、「自分にできるのかな?」という不安も大きかったですが、メンターの社員の方からも「せっかくだからやってみよう!」と背中を押してもらい、準備がスタート。
実際にやったこと
ワークショップの内容設計
→ どんなテーマが海外の学生たちにも身近で、楽しく考えられるか
→ Archecoの過去作品の紹介の方法
言語の壁を越える工夫
→ 英語の資料づくり、専門用語の説明などの準備
→ 当日学生達と接するテーブルファシリテーターの言語面での不安解消
社内メンバーとの連携・役割分担
→ 当日の買い出し担当・ファシリテーター役などを決め、スムーズに進行できるように調整
飲食物の準備
最後にリラックスして話せるよう、日本ならではのお菓子や飲み物も色々考え、用意しました!
社内のさまざまな部門の方とも関わりながら、「みんなで場をつくる」という経験をさせてもらえたことも、すごく貴重でした。
当日の流れ:AI×UXデザインのコラボ体験
事前準備
DePaul大学の学生たちは、来日前からグループに分かれて「日本に旅行に来る海外の学生向けサービス」というテーマでワイヤーフレームとサービス案を考えてきてもらいました。
当日体験
当日は、そのワイヤーフレームをさらに良くするために、UizardやChatGPTなどのAIツールを活用!
例えば、ChatGPTに「どんな機能があれば旅行中の学生は安心するか?」と聞いてみたり、
Uizardでワイヤーフレームを自動生成したり。
人間のアイデアとAIの力を掛け合わせて、より良いUX/UIデザインにブラッシュアップしていきました。
また、学生達が事前に作ってきてくれたワイヤーフレームと、AIが数分で生成したものを比較して、
「どっちが見やすい?」
「本当に使いやすい?」
といった議論も盛り上がりました。
みんなで考えた「AI時代のUX/UIデザイナー」
最後は「AI時代にUX/UIデザイナーはどう変わっていくのか?」というテーマでグループディスカッション。
「AIがデザインしてくれるなら、人間は何を考えればいいの?」
「使いやすさ・体験の心地よさを決めるのは誰?」
「AIの提案を、どうやって正しく評価する?」
国も言葉も違う学生たちが、同じ問いに悩み、考え、時には笑いながら話し合う。
デザインを通じて、すごく深い部分で共感できる時間になりました。
軽食でホッとひと息
ワークショップの最後には、日本のお菓子や軽食を囲んで交流タイム。
緊張していた学生たちも、自然と笑顔に!
ここでは、デザインの話だけじゃなく、
「日本でおすすめの観光スポットは?」
「どの和菓子がおいしい?」
「日本のもので好きなのは?」
など、カジュアルな話題でも盛り上がりました。
国境を越えて友達になれたような、温かい時間でした。
振り返って
今回、インターンである私がゼロからワークショップをつくるという経験をさせてもらい、
・チームでつくる難しさと楽しさ
・「まず試してみる」ことの大切さ
・文化や言語が違う相手と分かり合う工夫
・デザインにおける「人らしさ」の重要性
など、多くの学びがありました。
最後に
今回の経験を通して、UX/UIデザインは、国や言葉が違っても「人のために考える」ことができれば、もっと楽しく、もっと良くしていけるんだと実感しました。
最初は不安でしたが、ワークショップを成功させることができて達成感を実感しました!
次回の「ワークショップ編」では、学生達との試行錯誤の様子や、そこから得た気づきをさらに深掘りしていきます!
ぜひ、そちらも読んでください!