先日ご報告させていただきました通り、ARCHECOは新オフィスになって気分一新2018年度の新たなスタートを切っています。

そんな新オフィスには、数々の新しいインテリアが導入され、そこにはメンバーの想いとストーリーが存在します。

今日は、そのこだわりのインテリアとそこに隠れたストーリーをご紹介するシリーズの第1回となります。ぜひご覧ください。

ARCHECOオフィスの奥にどっしりと鎮座する3m超のチークの長机。
削り出したチークの生っぽい質感にアイアンのボリュームのある脚を合わせたモダンラフな印象。
10人までは余裕を持って座れる議論の場の空気を作る中心。

遡ること2018年3月某日、旧ARCHECOオフィスにて
ARCHECOインテリアを検討していた津﨑がこんな事を言い始めた。

津:新しいオフィスの顔となる机を置きたい。

彼は直ぐに動いた。
本人自ら探し出し、希望のサイズの机を購入。
しかし、ここから起こる事件は誰もが予想できなかった。

事件その1「搬入失敗事件」

机の搬入時になって知った事実。
「玄関から入らない」
悩んだあげく頼んだのはクレーン車。
クレーンを使い窓から搬入することになった。
予算を握る須齋(弟)が渋い顔をしていた。

そして当日、竹下通りに似つかわしくないトラックと4人の搬入係が登場。

ここからはまさにプロの仕事。ガラスの一枚や二枚割れることも想像していたが、仕事が丁寧。
指定位置に机を運んでもらい、一同は安堵の表情。

さぁ机を組み立てようと思った矢先。

事件その2「ボルト紛失事件」

無い…?
無い?
無い!?
机を固定するボルトが無い!!
津﨑の表情が曇る。一同はボルトを探す。
引き出しの中、向かいのホーム、路地裏の窓、足を使い、記憶を辿り、一心不乱に探した。
しかし見つからない。
おそらく人為的ミス。引越しで慌ただしい状況の中、机に先行して脚とともに届き、勢い余って捨ててしまった模様。

またもや津﨑は直ぐに動いた。購入店に電話をしてボルトを再発注。
一同は反省しつつも、安堵の表情を見せた。

しかし!!

事件その3「彩色ミス事件」

ボルトが届き直ちに組み立て、机は完成。一同に笑みが溢れた。
しかし腕組みをする津﨑。彼の眼差しの先には別のこだわりが浮かんでいた。

津:色を変えよう

一同は唖然。
“白いシャツしか着ない奴が色について何を言っているんだ“
一同はそう思った。
津﨑は直ぐに動いた。
「キュイーーーーーーん」
竹下通りまで聞こえる機械音。

津﨑自ら電動のサンダーを使い机の表面を削る削る。チーク本来の色が出てきて津﨑もニヤリ。
一心不乱に木を削る津﨑の姿を見て手伝うこともできず。
(実は須齋が2/3やったらしいのだが、それは言わないお約束。)
ただただその姿を見守る一同。

・・・そして夜が明けた。

事件その4「粉塵散布事件」

翌日、一同が出社。
新オフィスには津﨑が描いたこだわり抜いた長机の姿があった。
しかし、一同の様子がおかしい。目をパチパチしている。
木の粉が舞っているのだ。まるでスノードームの中にいるような感覚。
津﨑が残した粉塵を掃除する一同。しかし一同には笑みが溢れていた。

こだわり抜いた机の代償は大きかった。粉塵となりオフィス散布。
しかし紙吹雪のように舞う粉塵は、完成を祝福しているように見えた。



ARCHECOインテリアのこだわりストーリー第1回、いかがでしたでしょうか。

ARCHECOのインテリアには、まだまだ"こだわり"のストーリーがあります。
その1つ1つのストーリーを聞きに、オフィスに遊びにきませんか?

では、また次回お会いしましょう。