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2025.10.03.FRI

大手企業の失敗実話から学ぶ事業企画

「イベント満足度100%なのに成果0」は一体なぜ?

しくじり先生シリーズ:呪いの始まり

「今日のイベント、すごく良かった!」──その言葉が出る夜に、呪いは始まります。

「しくじり先生」シリーズ第3弾。
JTC代表・山田さんが、匿名で寄せられた実話をもとに、善意のイベントが成果ゼロに終わる3つの構造的な罠を解説します。

呪い1「令和の鎖国」

製造業・新規事業開発部門、30代男性の実話。
オープンイノベーションイベントは大盛況。
「これだけの企業が集まればできないことはない」と夜は居酒屋になだれ込み、翌朝も興奮冷めやらぬままお礼メールを送った。

──返事は来なかった。

大企業という「村」に閉じこもりすぎた人間が、久々に外に出ると舞い上がってしまう。自社に持ち帰った後に何をするか、誰も考えていなかったというシンプルな話です。

呪い2「やりがい搾取」

通信会社・エンジニア部門、40代男性の実話。
社内ハッカソンで会場は熱気に包まれ、「これで新しいプロジェクトが生まれる!」という期待感に満ちていた。ところがイベントが終わると、決定権を持つ経営陣はどこにもいなかった。

創出されたアイデアは全て空振り。残ったのは無力感だけ。
参加者の熱量だけが消費されて終わるこのパターン、心当たりがある人は多いはずです。

呪い3「ドラえもん」

製薬会社・マーケティング担当、20代女性の実話。
「10年後の製薬業界をどう変革するか」をテーマにしたワークショップ。
ナノロボットによる予防医療、バーチャル空間での診断──夢は語れた。でも「明日から何をするか」は誰にも描けなかった。

さらにそこへ、社長も参加したと聞いた「いい子いい子されたい」幹部が無謀なワーキングを立ち上げ、現場はデスマーチ化。
3年後、あのワークショップのことを誰も口にしなくなっていました。

3つの呪いに共通するのは、イベント参加が目的化してしまう構造です。
山田さんが語る処方箋とは一体_________?

自社の宿題を明確にしてから参加する、持ち帰った後のフォロー体制を確認する。
イベントを成果に変えるヒントがここにあります。

ARC channel

アークチャンネルは、新規事業開発の実践者たちが好き勝手喋るVTRの内容を、スタートアップスタジオの先輩社員の神谷と、大学生インターンの五十嵐がゆるく、まじめに掘り下げていくトーク番組です。\n\n・大企業特有の「新規事業の闇」\n・スタートアップの人材採用や育成の舞台裏\n・AI時代ならではの企画ノウハウ\nなど、『そこまで言っていいんかい!』な新規事業のリアルに切り込みます。