
AIを「相棒」にできる人と、できない人の差はどこにあるか
『3人本音会議』第6回のテーマは「AIは脅威か相棒か」。
生成AIをただの便利ツールで終わらせる人と、“相棒”として使いこなす人。両者を分けるものは何か。
代表・熊澤さん、山田さん、五十嵐さんが、AIとの「付き合い方」と、これからの仕事に必須の視点を語り尽くします。
トークンを使い込む人ほど、成長していく
「全世界で生成AIを使っている人はまだ2割ほど、有料課金は数%、エンジニアレベルで使い込む人は0.1%」——そんなデータを引きながら、これからは“人対AI”でこそ差がつくと山田さんは語ります。
シリコンバレーでは「いかにトークンを消費しているか」が、その人がどれだけAIを稼働させているかの指標になるほど。使う量と質が、そのまま成長の差になっていく時代です。
答えをもらうのではなく、「思考」を学ぶ
AIに感じる価値は、出てきたアウトプットそのものよりも“思考プロセス”にある。優秀なコンサルタントやデザイナーのように論理的に答えてくれるAIから、「考えるべき範囲」「段取りの組み方」を学ぶ。
すると自分のインプットの質が上がり、AIの回答の質も上がる——という好循環が生まれる。これが“相棒”としての付き合い方だと言います。
一方でデザイン領域では、参考UIを渡すだけでは精度が出ず、角丸の半径や余白を一つずつ定義し、まるで部下にディレクションするように対話してようやく理想に近づいた。半日でそこまで到達できる時点で可能性は大きい、という実感も語られました。
「AIを使うな」と「AIありきで組み直す」の分かれ道
五十嵐さんは、大学では「AIを使うな」と言われる現状を紹介します。自分で思考する力を育てたいという教育側の意図はわかる一方、ビジネスの現場ではAIを使い倒すのが当たり前。アカデミアと実務のギャップが広がっています。
事故対応で保険会社や警察とのやり取りをすべてAIに相談して乗り切った例も飛び出し、「ただ質問して終わる人」と「ディレクションして育てる人」の差は大きいと熊澤さん。
AIの登場でこれまでの前提はすべて崩れた。だからこそ「AIありきでもう一度すべてを組み直す」姿勢でいられるかどうか。そこが、AIに使われる側になるか、使いこなす“AI上級者”になるかの分かれ道だと締めくくります。
恋愛と同じで、相手との関係をどう育てるか次第でAIは最高のパートナーにもなる。
「自分が面白いと思っていないものは、面白くない」——AI時代にこそ問われる、人間側の感性と関わり方。ぜひ本編をご覧ください。
ARC channel
アークチャンネルは、新規事業開発の実践者たちが好き勝手喋るVTRの内容を、スタートアップスタジオの先輩社員の神谷と、大学生インターンの五十嵐が
ゆるく、まじめに掘り下げていくトーク番組です。
・大企業特有の「新規事業の闇」
・スタートアップの人材採用や育成の舞台裏
・AI時代ならではの企画ノウハウ
など、『そこまで言っていいんかい!』な新規事業のリアルに切り込みます。