本プロジェクトは、15年前にガラケー対応のファンサービスとして提供されてきたプロダクトのリニューアル案件です。現時点ですでに数万人の会員はいるものの、提供されているコンテンツがリリース当初から大きく変わっていないことで、コンテンツ自体がトレンドに見合っていないことや、コロナの影響を受けてコンテンツ発信の制限により新規会員獲得にも影響を受けていることがクライアントの抱える主な問題としてあげられます。この間、時代とともに変化するユーザーニーズに対応するべく、動画配信等のサービスも別々に展開してきてはいましたが、リソース不足という大きな障壁が発生し、さらに後発で導入した顧客管理システムとの連携も未実装という打破していきたいとのことで弊社にご相談をいただきました。ARCHECOではこれらの問題に対し、既存プロダクトの改修及び統合を行うことでニーズへの最適化を実現することは前提とした上で、時代の変化に柔軟に対応しやすいプロダクトであることをテーマとし、既存顧客のスムーズな新サービスへの移行、運用開始後のリソース不足の解消、手戻りリスクを最小限に抑えた効率性の高い開発プロジェクトのプロセスとは何かにフォーカスを当てて、本リニューアルプロジェクトに取り組みました。