企業がUI/UXデザインをアウトソーシングする際に、気をつけるべきポイントがあります。
UX/UIを外注する対象として、日本では、デザイン会社に発注することが一般的な選択肢として選ばれていると思いますが、その際どのようなことに気をつけたら良いでしょうか?

デザイン会社に制作を依頼する場合、まず問題点として懸念されるのが、組織の構造的な縦割りです。
デザイン・設計・企画・実装と、各工程に携わる担当者が分かれており、ウォーターホール式にプロジェクトが上流から下流へと引き継がれていく過程で、当初意図していたデザインから捻れが生じていくという現象がしばしば見受けられます。

また、旧来の受発注のスタイルでは、企業=仕事を依頼する側・デザイン会社=受ける側という風に双方の関係性が規定されてしまうことが多く、デザイン会社側が仕事を「自分ごと」化して捉えるような、主体的なコミットを引き出すことが難しいのが現状です。

では以上の課題点を踏まえた上で、一体どのような方法でUX/UIデザインを依頼したら良いでしょうか?
例えば、デザイン先進国であるアメリカに目を向けてみましょう。アメリカでは、プロジェクト単位でチームを編成し、最適な人材をフルコミットさせることが一般的になりつつあります。プロジェクトを最も理解している担当者が、現場レベルで責任と権限を持って意思決定を行います。

このような取り組み方は、各プロジェクトメンバーが権限を任せるに値する実力を兼ねそろえていることが前提条件であり理想的であるといえますが、今後は日本でも取り入れられていくべきでしょう。
しかし、現在の日本においてはUX/UIデザイナー自体の底上げが求められ、まだまだ実践することが難しい取り組み方かもしれません。貴方が企業の担当者であれば、別のアプローチを試みねばなりません。

デザイン会社に外注するのであれば、組織の縦割り構造に組み込まれることの無い、プロジェクトへのフルコミットが可能な(権限を委譲するに値する実力の)個人を直接選びアサインする必要があります。また、ビジネス企画、サービス設計からデザインまで個人として広い範囲をカバーする為には、当然技能的にも優秀でなければなりません。

また、別のアプローチとして、デザイン会社に外注をせずに、既存のアウトソーシングサービス等でフリーランスのデザイナーを探す場合は、UX/UI以外にも玉石混合の経験・技術を持つ人材が入り乱れているアウトソーシングメディアでは、確実に成功へと導いてくれる人材をハンティングすることは困難です。

弊社も、クライアント様から、「代表的なプラットフォームサービスを利用して仕事を依頼したものの、仕上がってきたデザインのクオリティが想像以上に低く、発注自体が無駄になった。」というご相談をよくいただきました。

そんな現状を打開する為に、弊社がリリースする新サービスが、クリエイティブチームMOGLID(モグリド)です。
MOGLIDは日本を始め、世界でもプロフェッショナルに活躍するデザイナーによるクリエイティブ集団です。
シリコンバレーでの活動時や数多くの新規事業立ち上げを通じてできたUI/UXデザイナーを中心としたフリーランスのクリエイターとのコネクションを活用し、スキルチェックと面談をクリアした、優秀な人材のみが所属しております。

確かなデザイン力と総合力を有するMOGLIDクリエーターは、デザインの力を最大化させ、事業の成功を力強くサポートします。
今夏のサービスリリースに是非ご期待下さい!